最近、こんな事を思うようになってきた。
「僕は世間から必要とされているのだろうか?」
「僕は周りの人間から必要とされているのだろうか?」
最近、学校の友人と飲みに行く機会が増えた。
その席で必ず思う事が上記の事だ。
「この場に僕がいなくても何の問題もないのでは?」
どうしてだろう?
昔はそんなこと考えたこともないのに…
僕は自分の事を他人に話すのが苦手だ。
自分の弱みを知られるようで、嫌いなのだ。
普段も無口なほうなのだ。
これでも、この37年間、色々苦労してきたと自分では自負している。
自分で言うのもあれだが、色んな人の気持ちは理解できる方だと思う。
そんな事を考えると、簡単に自分の事など話せはしないのだ。
僕にはもう、親はいない。
親族と呼べるのは姉だけになってしまった。
もう、ホントに無くすものは無くなったのである。
こんな自分に何ができるのか?
こんな自分に誰が寄ってくるのか?
こんな自分に愛される資格はあるのか?
いつもそんな事ばかり考えてしまう。
僕にはもう何も残っていない。
お金も仕事も何もかも無くなってしまった。
ホントにどん底へ落とされた様だ。
そして、いつもの朝が来る。
毎日の苦痛に僕は耐えなければならない。
生きる苦しみだ。
人間には4つの苦しみがある。
生老病死。
生きる苦しみは、他の何より辛い。
ただただ、毎日時間が過ぎていく。
生きている証もなく…
もう、人が死ぬのはたくさんだ。
そして、生きていくのもたくさんだ。
誰からも必要とされていない、僕。
それでも、僕には必ず朝が来る。
この苦しみを抱きながら、生きていくのだろう。
ホントに苦しいのだ。
この苦しみは誰にも言えない。
誰も、相手にしてくれない。
もう、たくさんだ。
生きる苦しみ。
もう、たくさんだ。